アスファルト防水

アスファルト防水と料金

アスファルト防水とは?

アスファルト防水とは?

アスファルト防水は、道路の舗装材として広く知られているアスファルトを用いた工法です。

ギリシャ語の「落とさない」「接着する」という言葉が語源であるアスファルトの歴史は非常に古く、紀元前3800年頃の古代メソポタミア文明では「接着剤」として、また紀元前3000年頃の古代エジプト文明ではミイラの「防腐剤」として使用されていたほどです。

また日本でも縄文時代の遺跡からアスファルトを使用した痕跡が見つかっており、8世紀前半に綴られた『日本書紀』にもアスファルトが668年に当時の天皇に献上されたことが記録されています。

これらの経緯があり、アスファルト防水は豊富な実績があり、信頼性に繋がっています。

アスファルト防水は「熱工法」「常温(冷)工法」「トーチ工法」「BANKS工法」の4種類

アスファルト防水ではルーフィングシートと呼ばれる、合成繊維不織布(フェルト)にアスファルトを染みこませた建材を施工箇所に貼り付けます。
そのルーフィングシートの貼り付け方法によってアスファルト防水は4種類に分けることが可能です。
各工法の特徴とメリット・デメリットをご紹介します。

「熱工法」の特徴とメリット・デメリット

熱工法はルーフィングシートを2枚から4枚重ねて敷き詰め、その上から溶解したアスファルトを流して接着させます。日本では100年以上から前から熱工法が行われてきたため豊富なノウハウがあり、信頼性が高い工法です。
メリットは、アスファルトが短時間で固まるため、ほかのアスファルト防水の工法に比べ納期を短くすることができます。
デメリットは、溶かしたアスファルトを使用するため煙や独特の臭いを発することやアスファルト自体が200℃以上になるため、作業員がけがをする恐れがあります。

「常温(冷)工法」の特徴とメリット・デメリット

常温(冷)工法は、ルーフィングシートの片面に粘着性を持たせてシールのように貼り付けていく工法です。
メリットは、熱工法のように高温のアスファルトを使用する必要がなく、煙や臭いが発生しないことです。
デメリットは、防水性能が熱工法よりも落ちてしまうため、ルーフィングシートを何枚も重ねる必要があることです。

「トーチ工法」の特徴とメリット・デメリット

トーチ工法は、トーチバーナーと呼ばれる機械でルーフィングシートを溶かして施工していく工法です。
メリットは、熱工法に比べるとアスファルトを溶かす量が非常に少ないため、施工時の煙や臭いが少ないことです。そして、高温になる箇所も局所的なため施工時にやけどをする危険性も軽減することができます。また、施工時に発生するCO2が熱工法に比べ非常に少ないことから、環境にも配慮された工法です。
デメリットは、アスファルトをトーチバーナーでしっかりと溶かさないと接着不良が起こり、劣化が早まったり防水性能が落ちてしまうというトラブルが発生します。そのため、トーチ工法で施工するには相応の技術力が必要になります。

「BANKS工法」の特徴とメリット・デメリット

BANKS工法は、熱工法やトーチ工法の進化系となる工法です。高い品質の改質アスファルトを使用し、2層になったルーフィングシートの表面を炙りながら施工していきます。
メリットは、アスファルトの溶け具合を目視で確認しながら施工することができるため、トーチ工法のような接着不足を防ぎやすいです。また、アスファルトを溶かす量が少なく、煙や臭い、CO2の発生も抑制することができます。
デメリットは、新しい工法のため実施している業者が少なく実績も多くはありません。

アスファルト防水が適している建物とは?

アスファルト防水は耐用年数が15年から20年と長いため、大型ビルやマンション、学校、病院など頻繁に施工することが難しい建物の屋上が適しています。

アスファルト防水に適している建物の写真が入ります。

アスファルト防水に適している建物の写真が入ります。

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アスファルト防水工事を依頼する際の注意点は?

アスファルト防水工事をするにあたり、注意点をご紹介します。

  • 耐用年数は長いが、5年から8年周期でのメンテナンスが必要です。
  • 亀裂や剥がれが発生すると、その場所に植物が生えてしまい防水性能が落ちます。1年に1回は確認しましょう。
  • アスファルトは非常に重いため、木造建築には不向きです。

業者のここをチェック!

Point 技術力を持っている業者を選ぼう

アスファルト防水は耐久性や防水性能は高いですが、それはしっかりと施工された場合に限ります。技術力が足りない業者が施工するとアスファルトにムラができてしまい、そこから雨水が侵入してしまうことがあります。
技術力を持っている業者かどうかを見極めるポイントとしては、業者のホームページに施工実績が掲載されているか、またが外部の口コミサイトで高評価を得ているかどうかが判断基準となります。

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廣瀬防水のアスファルト防水の料金は?

アスファルト防水工事の料金(目安料金) 5,500円/㎡

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